2023年2月1日水曜日

地方紙に登場。あの古典の名訳

とある地方紙に

頃は一月。いいな。白馬を見たり、お尻を焚き木でぶたれたり。詩人・最果タヒさんの連載「きょうの枕草子」⑤

というタイトルで、あの古典のお尻たたきのシーンが、現代語訳されていました。


木で女性の尻を叩くと子宝に恵まれると信じられていたようで、たたき合う行事があったみたいですね、

現在でもその名残のようなものはありますが。

参考  

リンクが切れるかもですので、ちょっと引用してみましょう。

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清少納言は、最果さんが「百人一首」の歌人の中で、友のように惹かれた人だと言います。「枕草子」現代語訳、第5回は「第二段 抄」。清少納言の「一月」。七日に白馬を見ると邪気を追い払えるというジンクスがあるようです。読んでいると、人々が華やぐシーンが瞼に映ります。

(中略)

十五日。節供(せっく)のお粥を出した後、粥を煮るのに使った焚き木を隠し持って、家のお嬢さんや女房がお互いの隙を狙っている(※1)のを「私はぶたれませんからね」と常に後ろを気にして過ごすのってほんとおかしいし、どういうことかそれでもぶたれてしまって、ほんとおかしくてたまらない。それで笑っているところなんてとても晴れ晴れとしているし、逆に「くやしい!」ってなるのもとてもよくわかります。

 最近通ってくるようになった婿君が、姫君の屋敷を出て宮中へ向かうときなんか、それこそわくわくします。見送る姫君は隙だらけですから、「やってやる」と思っている女房が様子を伺い、大変はりきって奥で立っているのを、婿君の前に座っている別の女房が見つけ、全て察して笑います。「静かにね」とその女房は手で合図をして止めるのだけど、姫君ご本人は全然気づかず、ただおっとりと座っていらっしゃいます。 「そこにあるものを持って参りましょうか」  なんて言いながら近づいて、サッと走りながら姫君のお尻をぶって逃げ切れば、そこにいる人はみんな笑います。婿君だって悪い気はしないようで微笑んでいて、姫君はというと驚いたりはせず、顔をちょっと赤くしているんですよ。なんだか素敵だと思いませんか。  それと、女性同士で打ち合った後は、男性のことさえ打つみたい。どういうことなの? 泣いちゃったり激怒したり、人を呪い出したり、おどろおどろしいことを言い出す人とかもいるみたいで、そういうのも面白いって私は思います。

※1 当時、粥を煮るのに使った焚き木で女性の尻を叩くと子宝に恵まれると言われていた。

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高校で使っている教科書でもあった気がしますが、確か、「腰を打つ」と(現代語)訳されていた気がします。

https://seesaawiki.jp/spanking/d/%cb%ed%c1%f0%bb%d2

予備校とか高校の授業でも使われているだろうし、特にJK向けの教材では、お尻とかいう現代語訳されている教材が広まっていることを期待したいですが。